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新バージョンのSercos Monitorをリリース

ハノーバーフェア2016で、Sercos Internationalは無料でダウンロードできる新バージョンのSercos®モニターをリリース

 

この診断ツールは、Steinbeis Transfer Center (エスリンゲンにあるシュタインバイストランスファーセンター)が引き続き開発を行っており、Sercos III ネットワークのデータトラフィックの包括的で詳細な分析にユーザーやサプライヤーが利用することができます。

新バージョンでは、Sercosバージョン1.3.1の新機能のほかに、Sercos IIIネットワークのCIP Safetyフレーム、S/IPプロトコル、ホットプラグ手順の記録と分析をサポートしています。 中でも最も重要なポイントは、オシロスコープ機能と、Sercos タイミングのグラフィックビジュアリゼーションにあります。

オシロスコープ機能で、value-over-time(値オーバー時)を容易に分析するための信号の視覚化が可能です。 無料のコンフィギュレーション機能は、幅広いアプリケーションオプションをサポートしています。 例えば、トルクや速度の値などのプロセスデータを個別に、あるいはまとめて視覚化することが可能です(図1参照)。 Sercosタイミングのグラフィックビジュアリゼーションは、コンフィギュレーションされたSercos通信サイクルの構造のオーバービューを迅速かつ容易に示します(図2参照)。 長期間の測定をすることは最適化や改善にも関係しますが、とくに、散発的なエラーをより容易に記録、分析することに役立ちます。 さらに、モニタリング機能(例: 通信フェーズの変化、SVCタイムアウト、接続モニタリング)、またトリガとフィルタ条件をより正確に定義するためのテレグラム表現言語(Telegram Expression Language)と診断トレースが拡張され実装されています。 また、新バージョンでは、CoSeMaのオープンソースドライバーからSercos Monitorコンフィグレーションを直接エクスポートすることが可能です。 これにより、実行フェーズスイッチングに基づくSercosモニターのコンフィグレーションを作成する必要がなくなります。

Steinbeis Transfer Center (シュタインバイストランスファーセンター) のプロジェクトリーダーのマヌエル・ジェイコブ氏は次のように語ります。

「Sercos Monitorは、様々な方法でSercos IIIネットワークのユーザーをサポートします。 サービススタッフやシステムインテグレータの皆様は、非常に多くのテーラーメイド機能を利用することができます。 このツールは、ネットワーク内で交換されるデータに関する詳細な情報を提供するだけでなく、明確に構造化された理解しやすい単位でユーザーに表示します。 これはSercos III ネットワークのトラブルシューティングを非常に容易にします」