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新体制の技術ワーキンググループ (TWG)

Sercosユーザーグループを1990年に設立以来、15〜20社のメンバー企業がSercosテクノロジーのさらなる発展に継続的に貢献しています。最近の技術作業の中心は、専用のデジタルドライブインターフェースを、機械やプラントエンジニアリングまたその上位で使う多様な用途のための汎用オートメーションバスへ移行することに重点を置いてきました。

 

インダストリー4.0のコンセプトと、それに伴うITとオートメーションの統合を実装するにあたり、Sercos Internationalは技術ワーキンググループ(TWG)を再編制し、関連するSercos®のトピックを3つのワーキンググループにまとめました。

これは、市場の要求や技術動向に迅速かつ効率的に対応できるようにするだけではありません。 Sercosの仕様の作成と、その仕様を国際標準化へ組み込む活動もあわせて加速されることになります。

通信TWG (TWG Communication) は、Sercosのリアルタイムプロトコル、IP通信、ハードウェア関連などの、通信関連トピックに焦点を当てています。 ここでは、IEEE802.1 TSN(Time-Sensitive Networks)やセキュリティなどの新技術や動向を扱います。 Florian Ruhhammer(Schneider Electric Automation)と Denis Janssen(Hilscher)がリーダーを務めます。

デバイスTWG (TWG Devices)は、Sercosデバイスプロファイルのメンテナンスとさらなる開発を担当します。特に、分散I/Oや、エンコーダ、電気・空気圧・油圧ドライブ、また電気ドライブの電源部に関する汎用デバイスプロファイル(GDP)と機能仕様が含まれます。Dr. Andreas Selig(Bosch Rexroth)とMarcusWürr(Schneider Electric Automation)がリーダーを務めます。

アプリケーション&ツールTWG (TWG Application and Tools)では、アプリケーション固有のトピックやソフトウェアツールを扱います。アプリケーション固有のトピックには、エネルギー管理(Sercos Energy)、機能安全(Sercos上のCIP Safety)、Sercos技術のOPC UAへのマッピングが含まれます。加えて、Sercos関連ソフトウェアツール(Sercos Conformizer、Sercos Monitor、Sercos Cofiguratorなど)の開発の調整を担当します。Volker Lutz(Phoenix Contact)とDr. Stephan Schultze(Bosch Rexroth)がリーダーを務めます。

Sercos運営委員会(SSC: Sercos Steering Committee)は、TWGの技術作業を、各ワーキンググループのリーダー、マーケティング・ワーキンググループ(MWG)、Sercos Internationalの役員会(BoD)と緊密に連携しながら調整を行います。 Peter Lutz(Sercos International)がリーダーを務めます。