順調に成長するSercos： 世界で500万リアルタイムノードに実装

2014年は新たに48万のSercosノードを実装、内訳はSercosⅢ 54%、Sercos I/II 46%。ここ数年で、イーサネットベースのSercosⅢは2桁台の成長を見せる一方、従来のSercosインターフェース (Sercos I/II) の新設数は2012年以降わずかに減少しています。

Sercos I/IIは、最大速度16 Mbit/秒の光ファイバーリングを使い、ほぼ例外なくドライブ通信に使用されています。 対照的に、Sercos III はイーサネットをベースとする汎用オートメーションバスで、ドライブの相互接続だけではなく、オートメーションデバイスのすべての範囲に利用できます。 

「500万以上のリアルタイムノードの設置実績と、今後数年に亘る成長予想により、Sercosは産業部門のリアルタイム通信において、市場に非常にうまく適合していることを印象的に裏付けています。 益々多くのユーザーが、標準化された一貫性のあるマシンネットワークの優位性を認識し、Sercos IIIの傑出している技術特性、また幅広いサプライヤーと製品の存在からメリットを享受しています。」(Sercos International e.V. マネージング・ディレクター ピーター・ルッツ)