Sercosロボット、ハノーバーフェアで人気！

フェアの見所はSchneider Electric社によるロボットのデモで、ロボットとの三目並べゲームに挑戦しようとする多くの訪問客を魅了しました。

このロボットソリューションは、全体がステンレス製のPacDrive P4-robot とMAXR ガントリーロボットで構成されています。その両方とも、Schneider Electric社のロボット製品ラインの一部です。3軸P4デルタロボットはゲームの駒を設置しながら、3軸ポータルがその追加のロータリー軸でボードを動かします。このタスクを実行するには、P4ピッカーは機械的に組み合わされた4つの軸（ライナー3、ロータリー1）を同期させる必要があります。ロボットがそれぞれ自動で移動させた後、訪問客が、ヒューマン・マシン・インタフェースを使ってゲームの駒を置きます。これにより、訪問客はゲームでもロボットのアクションでも、積極的役割を演じることができました。Magelisコンパクトタッチパネルが操作用インタフェースとして使われました。

また、Bosch Rexroth社 は、「3本の代わりにケーブル1本」のスローガンで Sercans Sercos® マスターモジュールを発表しました。

これは、Sercos III と EtherNet/IPの共通インフラに対応した初めての製品の1つです。 Sercos III、EtherNet/IP、TCP/IP、および安全関連通信の並列通信は、オートメーションを著しく楽にし、エンジニアとシステムインテグレーターは、Sercos、EtherNet/IPまたはTCP/IPをサポートする様々なメーカーのデバイスを組み合わせることが可能になりました。 このPCプラグインカードは、個々のマシンモジュールやマシン全体のオートメーションを簡易にします。

画像処理と、Sercosと AS-I (アクチュエータ―センサー　インタフェース) を組み合わせた展示にも、高い関心が集まりました。

Vision & Control社は、pictor®とvicosys®カメラシステムを発表し、さらに、高性能のSercos駆動型のカメラをつかった動作デモを行いました。

SercosとAS-iの相互接続は、容易で、費用対効果が高く、最低のオートメーション水準で柔軟にネットワーク化し、また同時に、マシンまたはプラントの特別なネットワーク化ニーズにも容易に対応することを望む訪問客の高い関心を集めました。 Bihl+Wiedemann社は、プロセスデータと安全データを伝送する産業用イーサネットシステムを完全に補うAS-iシステムを発表しました。

「Sercos対応製品への関心が引き続き高まっていることを嬉しく思います。インストールベースで500万リアルタイムノードに達していることもこれを裏付けています。」　(Sercos Internationalマネージングディレクターのピーター・ルッツによる)