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Sercos のアジアのイベント (7-8月) レポート

Sercosインターナショナルは、7月と8月にアジアで3つのイベントに参加。日本の産業オープンネット展 (Industrial Open Net) 東京と名古屋、そしてインドのAutomation で好評な結果!

 

7月開催の産業オープンネット展(ION)では、前年に比べ25%以上の訪問者があり、このおかげで Sercosのブースとセミナーも、来場者数が増えました。 Sercos®SoftMasterのデモと同時に、OPC-UAについても多くの関心を集めました。


Sercos III SoftMasterでは、専用のSercos III FPGAやASICマスターコンポーネントが不要になります。 その代わりに、標準イーサネットコントローラー使用し、Sercos IIIハードウェアファンクションがホストベースのドライバソフトウェアでエミュレートされます。 この実装方法により、多くのアプリケーションで適切なリアルタイムが確保できます。 複数のキューとテレグラム・スケジューリングを行うイーサネットコントローラを使用する場合は(例: INTELのi210™など)、ハードウェアベースのマスター領域の同期性をも達成することができます。 低い製造コストと、高い柔軟性と高い拡張性のアプローチが、特にアジア市場では関心をひくトピックとなっています。

OPC-UA仕様は、Sercos情報モデルがどのようにOPC-UA上にマッピングされるかを規定し、それによって、Sercosデバイスが提供する機能やデータを標準OPC-UA経由で、すなわち、クロス製品とメーカーごとにアクセス可能にすることができるようにするものです。 目的は、マシンペリフェラルと上位ITシステム間のデータ交換を機能させ、インダストリー4.0の最適な一貫性とセマンティック相互運用に関する要求事項に対応することです。

産業オープンネット展は、8月に名古屋でも開催されました。 ここでも、新しいデモやSercosのセミナーで、Sercos技術に関心が向けられました。

また8月、インドで最も重要なオートメーションの展示会である Automation 2016が、ムンバイで開催されました。ここでも、Sercos Internationalは実践ベースのデモを展示し、工場とプロセスオートメーションにおける多種多様な用途が存在する可能性を示しました。 また、インド初のIoT会議の一環として、Sercosインターナショナルのマネージングディレクターのピーター・ルッツは、「インダストリー4.0からみた産業用通信の役割」についての講演をしました。