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Sercos International、Ethernet TSNワーキンググループを設置

Sercos Internationalは、将来のリアルタイムイーサネット規格IEEE 802.1 TSN(Time Sensitive Networks)の、高速リアルタイムマシン通信用の適性に関してワーキンググループで評価することを、11月にドイツで開催されたSPS IPC Drivesで発表

 

Ethernet TSNは、IEEE 802の一連のサブ規格シリーズを包含していますが、現在IEEE TSNワーキンググループが検討を進め、2017年までには新規格がリリースされる見込みです。新規格には、特に時間起動型データ伝送(IEEE 802.1Qbvスケジューリング)と、帯域予約(IEEE 802.1Qccストリーム予約)、非タイムクリティカルのデータストリームを割り込む方法(IEEE 802.1Qbuフレームプリエンプション)が含まれています。 これにより、IEEE 802規格で完全なディタミニスティック通信が可能になります。 同時に、追加プロトコル(ストリーム)は、ネットワークのリアルタイム特性に影響を与えずに、同一の媒体を介して送信できます。

新たに設置されたSercos TSNワーキンググループでは、将来のIEEE 802.1 TSN(Time Sensitive Networks)規格の、特に、達成可能なネットワーク性能(データスループット、待ち時間、リアルタイム性)のほか、異なるネットワーク構成に関連付けられた場合に必要となるネットワーク管理に関する評価を行います。 その結果は、異なる使用事例における可能な実装とマイグレーションコンセプトを得るために解析されます。

「イーサネットの歴史上初めて、Ethernet TSNが、標準イーサネットコンポーネントを使ってリアルタイムクリティカルなメッセージの時間起動型伝送を可能にしました。刺激的で重大な質問は、高速リアルタイムアプリケーションをEthernet TSNで実現することが可能かどうかという点と、その方法にあります。 Ethernet TSNを使用することの利点は明らかです。 リアルタイム機能を統合した標準イーサネットハードウェアを使用できると、低コスト化が進み、製品と製造業者は幅広くなります。 さらに、TSNは、一貫したIoTソリューションを実装することと、リアルタイムイーサネットとインターネットプロトコルの共存を向上するために、大きく貢献をすることが可能です」(Sercos International e.V. マネージングディレクター ピーター・ルッツ)。