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Sercos、SPS IPC Drives展(独、ニュルンベルグ)でインダストリー4.0対応デモを発表

Sercos Internationalは、11月22日~24日にニュルンベルクで開催されるSPS IPC Drives展ホール2、スタンド440で、様々なインダストリー4.0対応のデモを発表

インダストリー4.0は将来ビジョンとして誰もが話題にしています。分散型インテリジェンスと自立動作、オープン通信規格、そしてリアルタイムデータ交換での高速接続が、その要求事項になります。Rexroth社は、以前は純粋に流体力学をベースに規定していた多くの機能を、現在のモーションコントロールと油圧用モーションロジックシステムでソフトウェアに移行しました。この過程で、流体技術の特殊性が自動的に補われています。分散型制御がそのタスクを自律的に実行し、オープン通信インターフェイスを介して上位PLCと通信します。そのため、ユーザーは、インダストリー4.0環境で、油圧の物理的メリットを利用できます。どのように動作するかについては、Sercos Internationalスタンドで初演を行うBosch Rexrothの新規油圧デモでご覧いただけます。

Sercos® SoftMasterデモは、オープンな"上方向"と"下方向"通信リンクでポイントを獲得します。このデモは、Bosch Rexrothとの協力で開発し、オープンソースソフトウェアとして提供されているSercos III SoftMasterコアをベースにしています。 


Sercos III SoftMasterのおかげで、Sercos III FPGAまたはASICマスタコンポーネントが必要でなくなります。代わりに、標準イーサネットコントローラーを使用し、Sercos IIIハードウェアのファンクションがホストベースのドライバソフトウェアでエミュレートされます。この実装方法により、多数のアプリケーションに対して適切なリアルタイム動作が保証されます。複数のキューとテレグラムスケジューリングを備えたイーサネットコントローラ(Intel I210™など)を使用すると、ハードウェアベースのマスタの同期性と高い可用性も達成できます。

ハードウェアベースのSercosマスターを使う以前のソリューションとは異なり、Sercos SoftMasterを使うと、マシンや、エンジニア、制御メーカーは、専用フィールドバスハードウェアも使わず、マシン制御のPCIスロットも使わずに、産業PCを使用することができます。Sercos SoftMasterにパワフルなIntel I210を組み合わせることで、CPU負荷が大幅に軽減されると同時に、コスト削減と省スペースにもつながります。

Sercos SoftMasterは、Sercos International e.V.のソフトウェアプールで、一般的な利用向けのオープンソースソフトウェアライセンスとして入手が可能です。   

「オープンソースとしてSercos III SoftMasterを実装することで、メーカーが、Sercos IIIマスターを開発し、また将来ソフトウェアを改良・拡張することが遥かに容易になります」「この方法により、制御システムは、より手頃な価格で設計することができ、将来的にはよりシンプルでよりコンパクトになります。これは非常の重要な基準です」(Sercos International e.V. マネージング・ディレクター ピーター・ルッツ)。

Sercos SoftMasterのデモのほかに、別のデモ、約250のSercosに対応する多数の製品がSercosスタンドに展示されます。