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Sercos、SPS IPC Drives 展 (独ニュルンベルグ)で、SoftMasterをデモンストレーション

Sercos International (Sercosオートメーションバスのサプライヤ) は、SPS IPC Drives 展(独ニュルンベルグ、11月24日~26日、ホール 2 スタンド440) に、SercosのSoftMasterをデモ展示

 

このデモは、ボッシュ・レックスロスAG社と共同で開発し、オープンソースソフトウェアとして利用できるようになるSercos® III SoftMasterコアに基づいています。

Sercos III SoftMasterを利用すると、FPGAやASICによる専用Sercos IIIマスターコンポーネントは必要ありません。代わりに、標準的なイーサネットコントローラが使用され、Sercos IIIのハードウェア機能は、ホストベースのドライバソフトウェアでエミュレートされます。この実装方法では、多くのアプリケーションのための適切なリアルタイム挙動が確保されています。複数のキューとテレグラムのスケジューリングを行うイーサネットコントローラを使用すると (インテルi210TMなど)、ハードウェアベースのマスターを使った場合に得られるレベルの、共時性と最大の可用性を実現することができます。

有名な企業の数社が、すでにボッシュ・レックスロスAG社と共同で、Sercos III SoftMasterを使って最初のプロジェクトを実施しています。この技術に特に熱心な包装機械メーカーの1社は、Interpack 2017展にあわせて、同社の全マシンプログラムの変更を計画しています。

前回のSercosハードウェアマスターで使ったソリューションとは異なり、同社は今回Sercos SoftMasterで、産業用PCを専用フィールドバスハードウェアもPCIスロットも使わずにマシンを制御します。Sercos SoftMasterと、パワフルなインテルI210を組み合わせて、CPUの負荷が大幅に減少され、同時にコストとスペースを削減します。

将来的には、Sercos SoftMasterは、Sercos International e.V.のソフトウェア・プールで、一般的な使用のためのオープンソース・ソフトウェア・ライセンスの下で利用可能となります。

このライセンスモデルは、Sercosマスターライブラリに基づきます。CoSeMa (Common Sercos API; sourceforge.net/projects/cosema/ )は、すでに2009年4月以来、オープンソースのドライバソフトウェアとして利用が可能で、ハードマスターにもSoftMasterにも実装して利用することができます。

Sercos SoftMasterデモのほか、さらに2つのデモ、そして約250のSercos対応製品を代表する多くの展示がSercosの共同ブースに展示されます。