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SPS IPC Drives 展 (イタリア): 三目並べにロボットと対戦
Sercosは、2016年5月24日から2日に、イタリアのパルマで開催されるSPS IPC Drives展で、安全分野や、シュナイダーエレクトリック社によるロボットデモ、Sercos SoftMasterデモほか、新製品、革新技術とアップデートを展示
興味のある方は、2ホール D070ブースのロボット支援Tic-Tac-Toe(三目並べ)デモに参加して、ご自身のスキルを実戦でテストすることができます。 このロボットソリューションは、全体がステンレス製のPacDrive P4-robot とMAXR ガントリーロボットで構成されています。 両方とも、Schneider Electric社のロボットプログラムからのものです。 3軸P4デルタロボットがゲームの駒を配置しながら、3軸ポータルがその追加のロータリー軸でボードを動かします。 このタスクを実行するには、P4ピッカーは機械的に組み合わされた4つの軸(ライナー3、ロータリー1)を同期させる必要があります。 各自動機器がロボットを訓練後、ゲストプレイヤーは、タッチパネルに駒を置きます。
プレーヤーは、ゲームにまたロボットの動きに積極的に介入することができます。 操作は、Magelisハンドヘルドタッチパネルから行います。
すべてのロボットの軸はLexium motorsで駆動され、Lexium 62多軸サーボソリューションからPacDrive 3 サーボドライブで制御されています。 デモ機全体は、PacDriveコントローラの LMC 600により制御され、そこからSercos® オートメーションバスでサーボドライブと通信します。ぜひ、ロボット支援Tic-Tac-Toe(三目並べ)デモに参加して、ご自身のスキルをテストしてみてください。
もう一つのハイライトは、Sercos III SoftMasterのデモ。これはBosch Rexroth、ISG Industrielle Steuerungstechnik、Tenasysの3社の協力により開発されました。
このデモは、標準Ethernetコントローラーを使い、SoftMasterで、どこまで高速なハードリアルタイムを達成できるかをご覧いただけます。 高性能と高いデタミニスティック性を達成できるのは、Intel i210などのキューとスケジューリングに対応するコントローラーを使用していることによります。 同様に、リングトポロジーで信頼性の高い冗長性に対応しています。 Sercosの機能制限を無くし、サイクルタイムは最大125μsまでに対応できます。
SercosのSoftMasterはオープンソースソフトウェアとして入手可能なので、お客様は無償で使用でき、またライセンシング費用が不要です。 もう一つの利点は、Softmasterは任意のプラットフォーム上で動作するので、専用ボードを使用しないことにより、制御ハードウェアをコンパクトでコスト効果高く設計することができます。著名な企業の数社が、Sercos SoftMasterをベース使い、Bosch Rexroth社と共同で初めてのプロジェクトをすでに実装済みです。 なかでも包装機のメーカーの1社は、すでに同社がInterpack 2017展のためにこの技術による機械プログラム全体を変更することを計画しています。
このライブデモの他にも、以下の各種分野から多くの新製品が展示されました。ドライブ、安全、ネットワークコンポーネント、Sercosワールド、また生産へのマシンの統合を簡素化する概念的アプローチ。
「さらに少ないケーブル、複雑性をより削減、さらに容易なマシン統合」をモットーに、Sercos InternationalはこのアプローチをODVAとOPC Foundationと協力して進めてきました。 Sercosテレグラム、CIPメッセージ、TCP/IPテレグラムが同一ケーブルで動く統一ネットワークインフラを使うと、機械ビルダーとユーザーのマシン統合に関わる費用と複雑性を削減することができます。 同時に、自分の好きな製品プロバイダと自動化機器を継続して使用することができます。
1本のケーブルによる通信で、1,000以上の接続できる機会が生まれます。