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ドライバーソフトウェア
ドライバーソフトウェアは、コントローラーをデバイスロジックに接続するために使用されます。自社で開発するか、メーカーからライセンスを入手可能です。自社で開発する場合、オープンソースソフトウェアとして利用可能な様々な基本ドライバーを利用することができます。
以下のオープンソースソフトウェアを利用できます:
- 共通 Sercos マスターAPI (CoSeMa):このマスターファンクションライブラリには、初期化、フェーズシーケンシング、タイミング計算、周期/非周期通信機能のためのAPIルーティンが含まれています。
- Sercosインターネットプロトコルサービス(IPSS):このソフトウェアには、多様な S/IP プロトコルサービスを実装するために必要な情報が含まれています。これらのサービスでは、 Sercos デバイスとのデータ交換を可能にするため、セットアップ、リモートメンテナンス、診断のために、予め Sercos マスターまたは Sercos 通信を初期化する必要はありません。
- Sercos UCC イーサネットネットワークドライバー:イーサネットネットワークドライバーのサンプルコードには、UCチャンネルと TCP/IP スタックを、CoSeMa API で接続します。これにより、どの TCP/IP プロトコルでもSercosリアルタイムプロトコルと並行して伝送することができます。
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様々なメーカから、マスターとスレーブのデバイスロジックを接続する、完成した ドライバーソフトウェア 一が提供されています。これらのドライバーの中には、補助的なハードウェアコントローラから独立しているものがあります。また、特定のハードウェア実装と連携し、最適化されている場合もあります。
CIP Safety on Sercos のデバイスをシンプルに迅速に開発するために、事前認証済みプロトコルソフトウェアを利用できます。このソフトウェアはSercosデバイスだけでなくEtherNet/IP デバイスにもSIL3までの適切な安全ロジックと合わせて装備することができます。
この安全プロトコルソフトウェアには、CIPデータとサービスがSercosテレグラムの設定済み周期データコンテナにマップできる、SMP (Sercosメッセージングプロトコル) が使われています。CIP Safetyプロトコルソフトウェアのモジュラー構造により、
EtherNet/IPデバイスをSercosと一緒に制限なく使用することが可能です。このことにより、デバイスメーカーの開発コストと投資リスクが最小限におさえられます。SercosとEtherNet/IPのプロトコルソフトウェアのほかに、IXXAT社が提供するソフトウェアパッケージには安全マニュアルとユニット試験が含まれています。ANSI-Cコード用の全コンポーネントが利用可能なため、ほとんど労力をかけずに顧客専用安全プラットフォームへの移行が可能です。付属のユニット試験により、安全プラットフォームへの移行後に必要なCIP Safety プロトコルソフトウェアの再認証がより容易になります。
IXXAT社は、初期のアドバイス、規約の紹介と統合ワークショップ、顧客専用ハードウェア/ソフトウェアへの安全ソフトウェアの統合のサポート、そしてデバイスの認証についての、CIP Safetyソフトウェアに関するサービスを提供しています。